google的建築家像

 はなれへ行く。


 RADの榊原君と話す。彼は神戸大文学部を経て、建築の専門学校を修了したという、変な経歴の人だ。今度、藤村龍至を呼んで「google的建築家像は可能か」というレクチャーを催すとのこと。


 曰く「情報化と郊外化に代表される、1995年以後の社会環境の変化を、私たちはいかに読み取り、いかなる立場で、いかに介入することが可能だろうか。私たちはこれまで、同世代の建築家、批評家との議論を通じて、その問題の輪郭をつかもうとしてきた。その過程で浮かび上がってきた『アルゴリズム』『アーキテクチャ』という概念は、今、どのように建築という行為に関わるか。」
 切り口としては、既視感を覚えるが、そこからどのような物語が出てくるか。特に建築系の方々の文法は、僕に馴染み深いものではないだけに、興味深くはある。 


 rad