2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

日本画の前衛

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京都国立近代美術館「『日本画の』前衛」展を観る。 HPから抜粋。“「日本画」の戦前・戦後の世界にあって、これまでほとんど触れられてこなかった「前衛」活動に焦点をあてます。1938年に結成された歴程美術協会を中心に、前衛「洋画」とのかかわり、「バ…

境界線/不在

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なかもと真生「境界線/不在」展を観る。 会場は作家自身の自宅、二階建ての一軒家。 もともと窓に嵌められていたガラスが、割られ、床に置かれている。特に上階では一面にガラスが撒かれており、鑑賞者は、それらの上を歩くことになる。外光が反射し、無数…

panorama

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京都芸術センター「panorama 展」を観る。 HPには「私たちの目は、日々多くのものを映していながら、いつの間にか「見る」ことを忘れてしまっているのではないでしょうか。本展で提示される「パノラマ」は、私たちの身体感覚を呼び醒まし、「見る」ことの…

あいちトリエンナーレ

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「あいちトリエンナーレ2010」を観て回る。 掲げられているテーマ「都市の祝祭」は、美学の諸理論を援用するような、ハードコアなものではない。お祭りを楽しみましょうね、という合言葉程度のもののように感じる。愛知で初めてのトリエンナーレであることや…

有毒少女

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VOICE GALLERY pfs/w 「マリアーノ・チン Strange Days 展」を観る。 と言うよりは、オーナーの松尾さんとお話をする。 VOICE GALLERY は、八月、「有毒女子通信」なる新聞を発刊された。編集長は京都大学の吉岡先生。定価は二百円。 この時世に新しく紙メデ…

自殺展ほか

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京都芸術センター「文化庁メディア芸術祭京都展」を観る。 メディアアートと称されるもので、心底、興味を引かれるものはあまり多くない。作品はそれぞれに深い考察の下に成立しているはずなのだが、どこか表層的で、ピョコピョコした印象を覚えてしまう。何…

ポストモダニズムにおけるフィクションの可能性

OUR dialogue #1 @Social Kithen 開催。 「ポストモダニズムにおけるフィクションの可能性」をテーマに、古賀徹さんを講師にお迎えする。二十五人の方にお越しいただき、初回としては大成功だったのではないかと思う。 レクチャーの様子は、こちらで公開中…

京都芸術センター

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京都芸術センターでいくつか募集が始まっている。 アートコーディネーター募集。 http://www.kac.or.jp/bi/449 大学を出て最初に就くアーツマネジメント系の仕事としては、最良の部類ではないかと思う。その気になれば、広く色々な経験ができる。倍率は相当…