2011-01-01から1年間の記事一覧

忘年会

京都新聞の方と忘年会。 かれこれ一年以上、お世話になった。 氏に特有のことなのかも知れないが、新聞社の皆さんのお話は大抵面白いような気がする。 この一年は、同世代と食事をすることの方が少なかったように思う。 そもそも外で食べる機会自体少なかっ…

忘年会

課の忘年会。今年はイタリアン。 途中ビンゴゲームがあり、ドイツビールをいただく。 ビンゴゲームで何かを獲得したのは、覚えている限り初めてだ。少し興奮した。

大阪

art

大阪へ行く。 京都に30年程暮らしているが、大阪に詳しくない。あまり行ったことがないと言うと、時々怒られることがある。京都人が大阪蔑視をしているという文脈に読まれることもある。好奇心の欠如と見られることもある。 今日は鶴橋に行った。 噂に聞いて…

健康診断

健康診断へ行く。 職場の、毎年定期の健診なのだが、受けそびれていて、予防医学センターまで出向くことになる。 半徹夜明け、昨日の昼以来まともな食事を取っていない。 採血の際に血管が見つからず、何度か針を刺される。血圧が低いせいだろうと看護師。 …

仕事

朝まで仕事。 断っておくが、僕は夜遅く起きているのが苦手だ。

沖縄文化論

岡本太郎『沖縄文化論−忘れられた日本人』読了。 岡本が、アメリカ軍政下の沖縄に行ったときの旅行記、が膨らんで文化論っぽくなったもの。沖縄の「何もないこと」に眩暈を感じた、その印象だけを懐に、走り抜けたような文章。 文化論といっても、アカデミッ…

Night Meeting

アンテルーム「川上俊 arnk. [arrival unknown]展」へ行く。 オープニングレセプションのアーティスト・トークに代えて(?)、川上さんを囲んで、Night Meetingのメンバーでお喋りをする。 Night Meetingは、京都という場を共有する工芸、建築、デザイン、…

官民協働の文化政策

松本茂章『官民協働の文化政策−人材・資金・場』読了。 芸術創造拠点づくりは自治体が単独で行えるものでなく、担い手たちの登場が必須で、支える場の確保と経営も条件になる。長期取材を通し「文化政策人材」「官民からの資金調達」「場の自主管理」を報告…

誕生会

娘の誕生会。 母と義母が来て、両サイドから彼女の世話を焼く。 ケーキを買ってきて、ハッピーバースデイを歌う。所作を教えると、きちんと二本のローソクを吹き消す。 ホールのまま、フォークを突き刺す、娘。

イオンモール

京都駅南のイオンモールへ行く。 妻の気に入りのペットショップに引っ張って行かれる。 僕は、京都市北区の出身なので、京都駅界隈にはなじみが薄い。 はっきり言うと、イオンモールのようなショッピングセンターには興味がない。 更に、ペットショップには…

世界制作の方法

ネルソン・グッドマン『世界制作の方法』読了。 「世の中にはいろんな形での世界の説明の仕方があるよね、という話を論理哲学の文脈で展開したもの」と要約するべきだろうか。 物理学でも、美術でも、文学でも、政治でも、世界は語れる。 留意すべきなのは、…

東京

art

東京へ。 久しぶりに夜行バスに乗って、0泊2日の弾丸ツアー。 朝まだき、東京駅に降り立つ。最近は洒落たものができていて、駅の中の寿司屋で「鯛の出汁がけ」を食べさせる。 恵比寿へ移動。ウェスティンでコーヒー。 東京都写真美術館「畠山直哉展 Natural …

名古屋

名古屋で親族の食事会。 義妹が結婚することになった。天気は快晴。 彼女とは、普段、それ程付き合いのあるわけではないが、実は結構嬉しい。 幼子を連れての出席で心配したが、滞りもなく、心遣いを感じる会であった。

創生計画改定ワークショップ

京都文化芸術都市創生計画改定に関するワークショップ開催。 雨で客足を心配したが、申込数以上の方にお越しいただけた。 ファシリテーターの皆様、ランカイ屋の皆様、ありがとうございました。 恐らく、会場に来られた方には御満足いただけたと思う。親密な…

風位

永田和弘『風位』読了。 永田の第8歌集。第38回迢空賞受賞。 著者は、平成23年度京都市文化功労者。河野裕子の夫であり、短歌結社「塔」主宰。細胞生物学で京都大学の名誉教授にもなっている。 幾つかの句集を読むと、詠んだ限りのことだが、短歌が情念の文…

桜森

河野裕子『桜森』読了。 著者の記念碑的第三歌集。第5回現代短歌女流賞受賞。刊行の時に、京都市芸術新人賞。 河野は、日本を代表する歌人であり、平成21年度に京都市文化功労者の表彰を受けた。翌年には没した。亡くなる直前まで歌を詠み、これを家族(家族…

京都市文化功労者

平成23年度京都市文化功労者の表彰式。 今年度の功労者は以下のとおり。 池田桂鳳(書) 木田安彦(版画) 茂山七五三(狂言) 永田和宏(文学(短歌)) 野村仁(造形) https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000110536.html

超京都

art

「超京都」へ行く。 現代美術のアートフェア。会場は、東本願寺・渉成園。 素敵な庭だが、それだけに背後に見えるビルが鬱陶しい。

京都市の文化芸術

「京都市の文化芸術に係るアンケート調査」の結果を公表。 20歳以上の京都市民3,000人を無作為抽出して行ったもの。 過去1年間に「歴史的な建物や遺跡」を鑑賞した、という人は50%。へえ、そうなんだ。結構多いような気もする。(実際、全国調査の2倍くらい…

パブリックコメント

京都文化芸術都市創生計画改定素案についてパブリックコメントを実施。 11月1日から30日まで。 http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000109822.html

創生計画改定WS

京都文化芸術都市創生計画改定に関するワークショップを実施する。 改定素案の内容を解説して、参加者全員で意見交換しようというもの。小企画だが、何とか真っ当なものにしようとしているところだ。“政策を考える”という内容だけに、気楽に参加というわけに…

背中の記憶

長島有里枝『背中の記憶』読了。 写真家・長島有里枝、はじめてのエッセイ集。偶然見つけたアンドリュー・ワイエスの描く女性の背中が、大好きだった祖母の記憶を鮮やかに甦らせる。独自の視線と精緻な筆致で綴る、過去の瞬間と家族の肖像。 イメージの、息…

学ぶよろこび

梅原猛『学ぶよろこび−創造と発見−』読了。 学ぶことのおもしろさと夢を実現する生き方、波乱万丈の半生、これから仕上げに入る壮大な夢の作品についてなど、梅原猛の創造の秘密をあますところなく語った知的人生論。 法然からトヨタ創業者まで、各界の成功…

エンジェルス・イン・アメリカ

京都国際舞台芸術祭 KYOTO EXPERIMENT 2011 開幕。 オープニングは、KUNIO『エンジェルス・イン・アメリカ』。 「ロンドンのナショナル・シアターが「二十世紀最も偉大な戯曲10本」のひとつにも選んだ、トニー・クシュナーの傑作戯曲『エンジェルス・イン・…

ハウスメイド

イム・サンス『ハウスメイド』を観る。 ある大邸宅でメイドとして働く事になったウニ。家事全般と妊娠中の妻ヘラ、六歳になる娘ナミの世話が仕事だ。その邸宅に長年勤めているベテランメイド、ビョンシクは、仕事にうんざりしていていつも不機嫌だが、その仕…

「織」を極める

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京都国立近代美術館「「織」を極める 人間国宝 北村武資」展へ行く。 北村武資は、「羅」、「経錦(たてにしき)」の分野で重要無形文化財(いわゆる人間国宝)に指定されている。と言っても僕には「羅」も「経錦」もよく分からない。古代以来の技法で、現在…

POST

メトロへ行く。 GTSVLのライブ。初のデイ・イベントだそうだ。 京都 CLUB METRO | SCHEDULE GTSVLはこんな感じ。

植物記

牧野富太郎『植物記』読了。 万葉に詠まれた草花の真実、可憐に見えて意外な顔を持つスミレ、なかなか見ることのできない竹の花の秘密、真正の彼岸ザクラと近親種の関係、「満州国皇室」の紋章の“蘭”、荒川の桜名所移転案などなど。世界的な植物学者・牧野富…

横浜トリエンナーレ2

art

横浜、二日目。 横浜港大さん橋国際客船ターミナル。 いつも眺めるだけで、行ったことがなかったので行ってみる。 遠望するとターミナルに恐ろしい数の人々が集まっているような気がしたが、ぐるっと上部を回っているうちに、誰もいなくなった。気づかぬうち…

横浜トリエンナーレ

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横浜へ行く。 目当ては、横浜トリエンナーレ。 横浜市美術館。 トリエンナーレのメイン会場。全体に安定した展示で、それだけに規模の大きな特別展に過ぎないという感もある。突き抜けた祝祭性のようなものはない。 ヨアヒム・コースター「Tarantism」。フィ…