2011-01-01から1年間の記事一覧

答申

京都文化芸術都市創生審議会から、答申が提出された。 今年二月の京都市長からの諮問に答えるもので、京都文化芸術都市創生計画(京都市の文化政策の基本計画)の中間点検・見直しに際して、今後五年間に市が取り組むべき施策を提言している。 答申では、重…

京都市文化政策史講座

第四回京都市文化政策史講座開催。 テーマは「京都の工芸−日本伝統工芸展の歩み」。 講師は森口邦彦氏。重要無形文化財保持者(友禅)、いわゆる人間国宝である。

堂島リバービエンナーレ

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堂島リバービエンナーレへ行く。 テーマは「Ecosophia−アートと建築」。 区切りのないスペースに作品が居並んでおり、手前側にアニッシュ・カプーアの模型が数十点、ざっと展開されているので、物産展的な感じを受ける。 個々の作品には見るべきものも多い。…

慰労会

審議会・政策部会の慰労会。 この半年ほど、かなりタイトに会を催し、文化芸術都市創生計画の改定について議論をしていただいてきた。 一段落着いたということで、事務局の労を労って、部会長が慰労の会を開いてくださる。本来なら逆にこちらがセッティング…

南極料理人

沖田修一『南極料理人』を観る。 元南極観測隊員である作家・西村淳の実体験を綴ったエッセイを映画化。南極ドームふじ基地に派遣された西村。彼に課せられた任務は、同じく南極観測隊員として派遣された七人の仲間のために毎日食事を作ることだった…。 南極…

イエスの生涯

遠藤周作『イエスの生涯』読了。 英雄的でもなく、美しくもなく、人人の誤解と嘲りのなかで死んでいったイエス。裏切られ、見棄てられ、犬の死よりもさらにみじめに斃れたイエス。彼はなぜ十字架の上で殺されなければならなかったのか? 幼くしてカトリック…

ハヅキさんのこと

川上弘美『ハヅキさんのこと』読了。 かりん、という琺瑯の響き。温泉につかったあと、すっぴん風に描く眉。立ち飲みで味わう「今日のサービス珈琲」。 四十八歳、既婚者で「中途半端」な私が夢中になった深い愛――。さりげない日常、男と女の心のふれあいや…

草原屋

草原屋へ行く。 絵に描いたような草原が広がり、中景に森、遠景に八ヶ岳が広がる。 サクラという黒い大きな犬がいるのだが、ちょっとした隙に走っていってしまう。「いけない!おい、サクラ!」と主人が大きな声で呼ばわるが、もう間に合わない。あっという…

高原

高原の牧場や、温泉や、蕎麦屋を経巡る。 途中、雨。 SOUPS YATSUGATAKEへ行く。 以前、叔父のレストランで居候をしていた方が作った店。 スープがメインということで、桃のスープをいただく。娘も気に入ったらしく、モモ、モモと連呼。

長野

レンタカーを借りて、長野へ行く。 母の別荘へ。

お祭

保育所の夏祭り。 朝から、近くのグラウンドに提灯を飾ったり、園庭の築山を整備したりする。 保育所の職員の皆さんは、普段から体を動かす仕事をされているだけに、フットワーク軽く、よく動かれる。大変なことだ。 祭は夕方から。 多数の子どもたちが、手…

かぶき入門

郡司正勝『かぶき入門』読了。 歌舞伎の美と力、その魅力を解明した碩学による名著。現代演劇との比較を通して歌舞伎の本質をとらえ、古代、中世の芸能など前史にも触れながらがら阿国歌舞伎から江戸の全盛期を経て近代に至るまでの歴史を叙述。劇場の構造、…

計画

最近、計画を書いている。 文化芸術都市創生計画。 文化芸術を振興して、ついでに、まちがもっと楽しいものになるといいな、という願望を、少し現実的なものにするためのプランニング。 試しに考えてみるとお分かりだろうが、この種の議論は、いろいろな論点…

演劇入門

平田オリザ『演劇入門』読了。 演劇入門 (講談社現代新書)作者: 平田オリザ出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/10/20メディア: 新書購入: 37人 クリック: 255回この商品を含むブログ (112件) を見る

錯乱のニューヨーク

レム・コールハース『錯乱のニューヨーク』読了。 錯乱のニューヨーク (ちくま学芸文庫)作者: レムコールハース,Rem Koolhaas,鈴木圭介出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/12/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 132回この商品を含むブログ (66件) を…

アートフェア京都

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アートフェア京都2011へ行く。 昨夜は見られなかったので、会場を見て回る。

アートフェア京都

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アートフェア京都2011へ行く。 レセプションに参加。 その後、ギャラリーの皆さんが飲みに行かれるところに出くわし、末席に加えていただく。 会場は、麩屋町六角のカフェ・バー、OIL。昨年の2月に開店して以来、わりとあちこちで名を聞くお店だが、広いテラ…

ANTEROOM

ANTEROOMへ行く。 Refsignの佐野さん、山崎さんの紹介で、開発を手がけた都市デザインシステムの中西さんにお会いする。 都市デザインシステムは、元々、コーポラティブハウスを多く手がけていた会社で、東京でホテル・クラスカを立ち上げてから、各地でホテ…

文化政策史講座

平成23年度、1回目の文化政策史講座。 講師は、元京都市職員の二宮廣明氏。 京都市交響楽団、京都会館の運営に長く携わられた方で、晩年のパブロ・カザルスの来日公演や、京響事務長として常任指揮者の選任に当たられたお話を伺う。 特に京都会館の計画から…

PS1

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MoMA PS1へ行く。 PS1は、クィーンズ地区の、元小学校を転用したオルタナティブ・スペース。元々は1971年にNPOとして組織されたが、2000年からMoMAの分館になっている。新進アーティストの個展や、MoMAではできないような思い切った企画を展開している。 PS1…

MoMA

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ニューヨーク近代美術館へ行く。

メトロポリタン

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メトロポリタン美術館へ行く。 世界三大美術館の一つ。 巨大なフロア全体に、とんでもない収蔵品がズラズラ並ぶ。 収蔵品は三百万点に及ぶという。展示されているのは二、三割程度だそうだが、それでも、全ての部屋を一日できちんと観るのは不可能だ。 これ…

チェルシー

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チェルシーのギャラリー街へ行く。

グッゲンハイム

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グッゲンハイム美術館へ行く。

ホイットニー

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ホイットニー美術館へ行く。 グレン・ライゴン「AMERICA」展。 たまたまスタッフによる解説ツアーと歩を揃えて観ることになったのだが、この解説が素晴らしい。歴史と理論と、個人的な印象とを、クリアに、しかし有機的に結び付けて語る。予備知識がなくても…

京都市文化政策史講座

平成23年度京都市文化政策史講座を開催する。 “京都市の文化政策の歴史を振り返り、未来への展望を探るため”に開催するもので、京都新聞総合研究所特別理事・吉澤健吉氏らが、京都市の文化政策に深く関わった方のお話を伺う。 5月から9月まで月1回のペースで…

京都市芸術文化特別奨励制度

平成24年度京都市芸術文化特別奨励制度の募集が始まる。 募集期間は2011年8月1日(金)まで。 奨励者には300万円が交付される。 http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000100337.html

業務用アートの心

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OUR dialogue #4「業務用アートの心」開催。 伊達伸明さんをお迎えし、名称に“アート”とついている色々な企業のことを伺う。 のだが、娘の相手をしていて、ほとんど聞けなかった。 夜、参加者の皆さんも含め、飲み会。

BEFORE PUPA

「BEFORE PUPA by Tomo Sone + Guests」を観る。 平成22年度京都市芸術文化特別奨励者であり、京都とイスラエルで活動する曽根知と、実力派イスラエル人ダンサーのダンス公演。 曽根はクラシック・バレエをベースに、コンテンポラリー・ダンスを踊る。イスラ…

異動

係員の異動内示がある。 僕は残留。少なくとももう一年、文化芸術企画課で働くことになる。