計画
最近、計画を書いている。
文化芸術都市創生計画。
文化芸術を振興して、ついでに、まちがもっと楽しいものになるといいな、という願望を、少し現実的なものにするためのプランニング。
試しに考えてみるとお分かりだろうが、この種の議論は、いろいろな論点や切り口が混在していて滅茶苦茶ややこしい。たとえば、扱う対象の文化芸術自体、共通の理解を得ることは容易ではない。
このややこしい話を、中学二年生に分かるくらいの文章で記述しなければならない。公益性や、実現性や、行政的野心や、あるいは通常はちょっと想像しにくいような様々な制約にも配慮する必要がある。
僕は、これまでのいくつかの経験から、人が集まって文化芸術が育つ様を自分なりに思い描く。個人的ロールモデル、成功体験のようなものだ。が、当然、それは多くの人には共有されない。
そのモデルを、行政的な言葉、態度で説明することは、結構難しい。
計画を書いて、家事や子どもの世話をすると、もう、ほかのことはほとんどできない。