2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

中東

中東が“液状化”しようとしている。 チュニジアの政変がエジプトへ飛び火し、アルジェリア、ヨルダン、イエメンでもデモが起きている。イランへの影響もあるだろうし、もしかするとサウジアラビアも引きずり出すかもしれない。 さらに言えば、イスラエルへの…

コネクタテレビ

コネクタテレビでhanareが紹介された。 出演は、hanareの吉村君と竹内さん。 http://www.ustream.tv/recorded/12365854 コネクタテレビ|Connector TV

Jラップ以前

後藤明夫『Jラップ以前』読了。 「Jラップ」以前、ラップを歌いブレイクビーツをつなぎ合わせヒップホップを体現していたアーティストたち、いとうせいこう、高木完、ECD等「オールドスクール」の面々の貴重な証言。 1997年8月初版発行。 インタビューを元…

京都文化芸術都市創生審議会

京都文化芸術都市創生審議会が開催される。 今回の議題は、「京都文化芸術都市創生計画の中間点検・見直しについて」。市から審議会へ諮問がなされる。 一般の方の傍聴も可。 同計画は、京都市の文化芸術施策の基本となるもの。京都会館の再整備、京都芸術セ…

京都会館再整備

京都市は京都会館再整備の検討を進めている。 本日、「京都会館再整備に関するリーフレット」が公表され、市民意見の募集が始まった。 既に基本構想は策定されているであろうから*1、今回公表されたものは基本計画の素案に相当すると思われる。*2 昨年末から…

剣の精神誌

甲野善紀『剣の精神誌』読了。 異端の天才剣客真里谷円四郎義旭。江戸時代中期、一千回を超える他流試合に一度も敗れなかったという桁外れの強さを発揮し、門弟は大名から平士まで一万人以上に及んだ。その剣の流儀は無住心剣術。日本剣術史の上で最高峰の流…

幽体の知覚

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森美術館「小谷元彦 幽体の知覚」展を観る。 今回、東京で観たもののうちで、最も正統な作品展という感じがする。明確な問題意識、確かな技術力に裏打ちされた、質、量ともに並々ならぬ作品群が、その正統性を生み出している。 現代美術の体験としては、最良…

とおくてよくみえない

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横浜美術館「高嶺格 とおくてよくみえない」展を観る。 高嶺の特質の一つは、日常の些細なささくれに疑問を持ち、その疑問を作品に昇華するというところにある。それはしばしば世界大の問題に結びつくが、しかし飽くまで高嶺自身のリアルな問題である。と言…

みえないちから

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ICC「みえないちから」展を観る。 白眉は、フォルマント兄弟(三輪眞弘+佐近田展康)の「お化け屋敷」。 展覧会のテーマ「みえないちから」を「メディアに宿る亡霊」という観点から考察した作品。19世紀後半から次々に誕生したメディア技術が、どのよう…

Perfect Moment

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東京オペラシティ・アートギャラリー「曽根裕 Perfect Moment」展を観る。 ゲスト・キュレーターに遠藤水城が招聘されての企画。 曽根裕について、僕は、ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館の出展者として名前を知るくらいで、ほとんど予備知識はなかった。白…

トランスフォーメーション

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東京都現代美術館「トランスフォーメーション」展を観る。 本展は、都現美学芸課長の長谷川祐子と、文化人類学者の中沢新一との共同企画。 強靭な思考の下に、多様な文脈を織り交ぜて展開する手法は、長谷川の企画した「Space For Your Future」展や「ネオ・…

大阪大学

仕事で大阪大学吹田キャンパスへ行く。 阪急・北千里駅から徒歩十五分程。一瞥したところ、京都市内に見られるような学生街の雰囲気は感じられない。

私小説

水野美苗『私小説』読了。 「美苗」は12歳で渡米し滞在20年目を迎えた大学院生。アメリカに溶け込めず、漱石や一葉など日本近代文学を読み耽りつつ育ったが、現代の日本にも違和感を覚え帰国をためらい続けてきた。雪のある日、ニューヨークの片隅で生きる彫…

ART CRITIQUE

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『ART CRITIQUE』という雑誌が創刊されている。 京都大学の若手(二十代)研究者を中心に立ち上げられたもののようだ。インタビュー、レビューの記事に加え、本格的な論文も掲載されている。 第一号の特集は、「ネグり/ハート『<帝国>』の現在」。 以下、…

文化政策史講座

第三回文化政策氏講座開催。 今回のテーマは「伝統芸能の振興」。 権藤芳一氏を講師に迎え、京都薪能、市民狂言会、市民寄席の歴史を振り返る。

「メディア芸術」ってよくわからないぞ

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「「メディア芸術」ってよくわからないぞ【京都編】」へ行く。 主催はメディア芸術コンソーシアム構築事業事務局。 文化庁の事業を森ビル株式会社が受託して実施しているもので、“メディア芸術に関する情報収集・発信や関連の文化施設、大学等の連携・協力の…

芸術公民館

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会田誠が新宿ゴールデン街でバーを始めたそうだ。その名も「芸術公民館」。 入店条件は“現代美術に高い志があること”。 大きな地図で見る

美術環

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群馬県前橋市が美術館を作るそうだ。 コンセプトは、“「美術館」から「美術環」へ”、“市民と創るプロセス”、“前橋文化の醸成”。 既に850点の収蔵資料があり、小規模な展示室と1,000?程度の大空間、300?程度の収蔵庫を整備するとのこと。国内外の第一線で活躍…

京都会館

京都市では、京都会館の再整備を検討している。 京都会館。 京都市民の文化の殿堂として1960年4月に開館。前川國男の設計による建築は、日本建築学会賞作品賞や、「日本におけるDOCOMOMO100選」にも選ばれ、モダニズム建築として高い評価を受けている。2015…

保育所

娘を保育所に入れるため、面接に臨む。 会場には、各保育所の受入枠と、申込状況が掲示されている。 我々の希望している保育所は、第一希望から希望順に、倍率2倍、倍率5.5倍、受入枠なし、である。一歳児の受入枠は、零歳児のそれよりも少ない。 面接では、…

ニュートロン

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ニュートロンの閉店が発表された。 neutron | 2011年の始まりに / 弊社代表・石橋圭吾からのご挨拶と宣言 ニュートロンは、2001年、京都・三条に開店したギャラリー&カフェ。 三瀬夏之介、山本太郎、大西康之、宮永愛子らを輩出している。 代表の石橋氏は、…

ヒップホップはアメリカを変えたか?

S・クレイグ・ワトキンス『ヒップホップはアメリカを変えたか?』読了。 ヒップホップのパワーとは?その未来とは?病める現代アメリカの社会・政治・経済を刺激してきたヒップホップ・カルチャー。その誕生から絶頂、そして明らかになる様々な問題を突き、…