横浜市
横浜市へ行く。
横浜市の文化芸術系の施設をざっと回る。
横浜美術館。
ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター。
BankART Studio NYK。
万国橋SOKO。
本町ビルシゴカイ。
東京藝術大学馬車道校舎。
急な坂スタジオ。
黄金町バザール。
芸術不動産(よこはまばし アートピクニック TOCO)。
ZAIM。
横浜市は、田中前市長のときに、クリエイティブシティ構想を掲げ、積極的な文化芸術施策を打ち出している。多分、何組かのブレーンがいたのだと思うが、全体的にセンスも悪くないと思う。もちろん、それぞれに、設立経緯、運営主体、管理方法、お金の出所等、様々な事情がある。うまくいっていないところもあるだろうと思う。ざっと見て回っただけで、体系だった理解は難しいが、研究すべきところは多い。
京都市との比較で一つ感じたことは、横浜市には、建築系のしっかりした人(みかんぐみか?)がいたのだろうということだ。古い建物を次々とフットワーク軽く使っている。京都市にも同じような遊休施設や民間の古い建物はあるのだから、よい建築家がサポートすれば、もっと物事が動くのではないかと思う。
どうすれば人が集まって楽しいことが起きるか、ということを考えるとき、箱の話は欠かせない。たとえば目の前に古い建物があるとして、それを使うためにタフな交渉を始めるには、まず、それがどのように使い得るのか現実的にイメージできなければならない。壁は抜いてもよいのか、階段はどこに付けるのか、扉は、水場は、明かりはどうするか、サイン計画は、ということをポンポンと考えられる、そういうスキルが必要になる。
志ある建築系の人、面白いことを一緒にやりませんか!