須川さん

 育児休業、三十一日目。


 hanare・須川さん来訪。レースフラワーという花をいただく。


 hanareでは、生活に関る全般を支離滅裂に扱う、ということをモットーにしている。そこにはアートも政治も、衣食住も、仕事もパーティーもすべて含まれる。もちろん子育ても。
 ゼロ歳児のいる家を訪ねることは、hanareにとっては、子育てに主体的にかかわる、という意味があると思う。言説のレベルにとどまらず実際にやってみることは、多くの場合、大切なことだ。子育てを「乳児を抱いて、その温度を感じながら哺乳瓶でミルクをあげる」という具体的な精度でイメージできるかどうか。


 そして、皆さんに遊びにお越しいただけることは、僕にとってもとてもありがたいことだ。精神衛生的にも、実務的にも、大変助かる。
 それに、多くの人に接することは、娘にもよいことなのではないかと思う。