模様をめぐって

 京都市美術館「コレクション展:模様をめぐって」へ行く。


 「工芸に表わされたイメージは、絵ではなく模様と呼ばれる。同じ形を繰り返す模様もあれば、一幅の絵のような模様もある。また模様は筆で描かれるだけでなく、刻まれたり、埋め込まれたり、盛り上げられたりと様々な方法で施される。伝統的な模様から現代の工芸家による独創的な模様まで、模様の諸相を探りながら、絵とは異なる工芸のイメージ、「模様」の魅力に迫る。伊東翠壷、富本憲吉、神坂雪佳、皆川月華などの作品を展示。」とのこと。


 いつものことだが、全く人がいない。子連れの身にはありがたいのだが…。勿体ない。


 ちなみに、最近、京都市美術館では、小沢さかえ、鈴木昭男、伊達伸明ら、現代美術(の文脈で捉えられる)作家によるワークショップを多く開催している。
 日展の期間中には「日展会場を冒険しよう!」という、小学生向けのワークショップも行われている。これなどは、団体展という一種独特の空間を解体する意図も感じられる。


 http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/exhibition/collect_2-2011.html