コリオレイナス

 Montageへ地点の新作「コリオレイナス」を観に行く。


 「コリオレイナス」は、ローマの英雄を扱った、シェイクスピア最後の悲劇とのこと。


 今回は、ロンドン・グローブ座からの委嘱で制作されるものの特別版。生演奏をバックに演じられる。


 グローブ座では、オリンピックの関連行事として、世界三十二カ国の劇団が四月から七月まで立ち代わり、演劇を披露する。イギリスが生んだ偉大な作家、ウィリアム・シェイクスピアの功績を祝う「ワールド・シェイクスピア・フェスティバル」として、シェイクスピアの戯曲全二十三作を世界各地からの劇団が様々な言語で演じるのだ。
 地点は、日本語の劇団としてこれに参加する。
 http://globetoglobe.shakespearesglobe.com/plays/coriolanus/english-77


 今日の会場は、夷川柳馬場のカフェMontage
 アンティーク楽器の修繕をしている、高田伸也さんが開いたスペースで、定時定額制(午後八時開演、一時間の演目、料金二千円)で、クラシックコンサートを中心に公演を行っていくそうだ。
 音響板が設置された半地下の空間で、チェンバロや蓄音機も並ぶ。