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 京都芸術センター「音楽と市民の広場」へ行く。
 今年度は「声」や「ことば」、「身体」がキーワード。七月は、「京都スカイツリー」試唱会と題して、□□□が登場。


 いとうせいこうが来ると思って少し期待していたが、今回は出演はなし。
 更に予想外なことに、観客は全員着席。


 □□□の新しいアルバムを聴いていなかったのだが、何と「合唱」がテーマだそうだ。今回のライブでも、十人程の合唱隊がステージ中央に並び、□□□のメンバーはステージの両端に位置している。三浦さんはしばしば歌わず、中盤では合唱隊の指揮をして見せた。敢えて的を外した、ひねくれた感じが□□□らしい。


 □□□はあまりアンコールをしないそうだが、今回は渋々というか、半ば自棄になって、数曲やってくれた。


 CDで聴いているとあまりそう思わないが、三浦さんは歌い手としても相当魅力的だ。往年のシンガーソングライターみたいな雰囲気がある。