日本のラップのことば

 100000tアローントコ「日本のラップのことば」に参加。


 音楽ライター・二木信さんの単著『しくじるなよ、ルーディ』の刊行を記念して開催されたトークショー。「日本のラップにおけるファンクネスとはなにか?」という問いからスタートし、芸能・民俗・大衆文化・都市空間といった論点も含め、現在の「ことば」の可能性について思考する切り口について語る。
 ということだったが、そこまで話を深めるには時間が足りず。トークの内容としては、個人的にはヒップホップの現在のシーンのお話が面白かった。


 聞き手は村上潔さん。『remix』誌等でライターもされていたそうだが、現在は立命館大で講師をなさっている。専門は現代女性思想・運動史研究。
 私も“芸能・民俗・大衆文化・都市空間といった論点”という視点でヒップホップを語ることに興味を持っている。が、如何せん、周囲にヒップホップに興味を持つ方自体が少なく、気軽に話す場がない。得がたい機会であった。