2010-01-02から1日間の記事一覧

西ひがし

金子光晴『西ひがし』読了。 暗い時代を予感しながら暑熱と喧騒の東南アジアにさまよう詩人の終りのない旅。『どくろ杯』、『ねむれ巴里』につづく自伝。 金子光晴の自伝を読み継ぎ、これで最後ということになるが、先の『どくろ杯』、『ねむれ巴里』とは少…