now here, nowhere

 京都芸術センター「now here, nowhere」展を観る。


 曰く「今回の展覧会は、関西を中心に活動する6名の美術作家による展覧会です。彼らの作品に共通するのは、彼らが慣れ親しんでいる、世界の断片ともいうべき現実を取り上げている点です。時として遊戯的とも思える彼らの表現は、現実の異なる様相を浮かび上がらせたり、あるいは現実へと向けられたまなざしそのものを問うたりする試みであるように映ります。そして、そのような試みを通して、私たちが当たり前のこととして受け入れている現実が、別のものとして立ち現れてくる瞬間を求めているかのように思えるのです。」とのこと。


 印象深いのは馬場晋作の作品で、鏡に網目様のペイントをしたもの。もっと絵がうまいとよくなるのに、と同行者は言うが、そしてそれはそうだろうと僕も思うが、十分に興味深い。


 http://www.kac.or.jp/exhibition/nhnw2009.html