レジデンス
夜、京都芸術センターの皆さんと食事。
芸術センターでは、定期的にアーティスト・イン・レジデンスが実施されており、今期は、Ram Katzirがオランダから来ている。会は、氏の入洛を祝して催された。
Katzirは、京都に来てまだ十日に満たないが、次々と興味が湧いてくるのだそうだ。
一つは、日本の時間感覚。新幹線のような高速の機械をつくり出す一方で、時間をかけて様々な儀式を執り行う、その対比に興味がある、と彼は言う。
一つは、カラクリ。
一つは、恐山。
彼の考えは未だよく分からない。しかし「これまで大きなプロジェクトに大人数で取り組むことが多かった、今回は初めて絵を描いたときのように、とても個人的で小さなものを作れるのではないかとワクワクしている」と話す、彼の笑顔は心に留まる。
http://www.ramkatzir.com/