子育てについて

 hanareでディスカッション。
 テーマは「子育てを面白くするために」。


 吉村家のトラさんと、うちのたまきさん、二人のゼロ歳児を含め、二十人程で子育てについて話した。シリーズものにしようということで、一回目は、予め取ったアンケートの結果を肴に、とりあえず好き勝手に話す。


 子どもを育てるということは、非常に具体的なところから、抽象的なところまで幅を広げられると思う。保育所を巡る様々な事情も、伝統的な家族を超えた子育てのあり方をイメージすることも、少子高齢化のことも、そもそも「育てる」とはどういうことかと思考することも、俎上に上り得る。


 個人的には、子育てが辛いなんてことはない、というスタンスを打ち出し続けたい。すぐさま、そんなことないぜ経済的にも制度的にも精神的にも大変なことは沢山あるぜ、という常識的反論に晒されることは必定だろうが、それを踏まえてなお。
 これは、一面では、共感のなさと映るかもしれない。底の抜けた、現状に目を閉じた、無思慮で無益な楽天さと見えるかもしれない。しかし、ネガティブな、呪いのような思考に共感しても、それは一時的な慰撫にはなれど、物事の最終的解決ではあり得ない、と、僕は弱々しくも思うのだ。できれば皆さんとその思考を共有したいと思うが、これは突き詰めれば、僕の、僕自身のための主張である。



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