京都国際舞台芸術祭

 もうすぐ、京都国際舞台芸術祭が始まる。


 HPから抜粋。
 「京都に新しい舞台芸術フェスティバル「KYOTO EXPERIMENT(キョウト・エクスペリメント)」が誕生します。「KYOTO EXPERIMENT」では、国内のみならず世界各国から最先端の作品を紹介し、さらに、ここに集う人々の交流によって、次代を切り拓く新たなヴィジョンが創造されるための開かれた場を目指しています。 京都は国際的な歴史都市であると同時に、多くのアーティスト・研究者・技術者たちが日々研鑽を重ねる、創造的なポテンシャルに溢れた都市です。そんな京都を舞台に展開するフェスティバルで、知覚を揺さぶるような体験と出会い、<現在>が更新されるその瞬間を目撃して下さい。」


 この芸術祭は、京都芸術センターの「演劇計画」という事業を発展させる形で立ち上げられている。プログラム・ディレクターは、「演劇計画」の企画もしていた橋本祐介さん。関西の舞台芸術を何とか活気づけようという熱意を感じる。


 プログラム自体も、もちろん興味深い。
 マレビトの会、地点など、京都発の劇団があり、また、チェルフィッチュ、ジゼル・ヴィエンヌなど、全国的に注目を集めるプログラムがある。
 周辺の公演にも、小嶋一郎や快快など、楽しみなものがたくさんある。
 伝統と現代の対比にも視線が向けられており、熟慮のうえの戦略的な構成ではないかと思う。


 KYOTO EXPERIMENT|京都国際舞台芸術祭