舞台芸術の<現在>

 「OUR dialogue #3 舞台芸術の<現在>」を開催します。


 様々な分野で活躍する方を迎え、開催するトークイベントOUR dialogue。3回目のテーマは、舞台芸術。今回は、京都国際舞台芸術祭2010「KYOTO EXPERIMENT」プログラム・ディレクターの橋本裕介氏をゲストにお迎えし、京都/日本/世界の舞台芸術についてお話しいただきます。


 ■日時:2010年12月19日(日)16:00〜18:00
 ■場所:Social Kitchen 1F(京都市上京区相国寺北門前町699)
 ■講師:橋本裕介(橋本制作事務所、舞台芸術プロデューサー)
 ■進行:原智治(OUR)、大泉愛子(OUR)
 ■料金:1,000円(ワンドリンク付)
 ■定員:20名
 ■申込方法:名前、電話番号、申し込み人数を明記し、our2you@gmail.comにお申し込みください。


 劇場は、いつも出会いと衝突の場であり続けてきました。古代ギリシアの野外劇場、オペラハウス、能楽堂江戸三座…。そこでは多くの人々が、心を揺さぶり、揺さぶられ、交流を深めてきました。そのような劇場/舞台芸術の力は、国から個人までの様々なレベルで事態を活性化させるものとして、近年、いっそうの注目を集めています。
 京都では、2010年11月、京都初の国際舞台芸術祭「KYOTO EXPERIMENT 」が開催されました。プログラムの冒頭には、「舞台芸術は、それぞれのいま・ここという<現在>へのヴィジョンを揺さぶる」と記されています。そして、京都全域を舞台とする「KYOTO EXPERIMENT」は、京都という都市のあり方にも影響を及ぼすだろう、と。
 国際舞台芸術祭を通過し、舞台芸術の<現在>、京都の<現在>は、どのように揺れ動いたのでしょうか。検討が進められている「劇場法(仮称)」の動向も視野に入れつつ、京都/日本/世界の舞台芸術の状況について、お話しいただきます。 なおOUR dialogueは一方的な講話ではなく、ゲストと参加者が、あるいは参加者同士が対話することを目指します。舞台芸術についての専門知識は不要ですので、どうぞお気軽にお越し下さい。


講師プロフィール:
橋本裕介 Yusuke, Hashimoto:舞台芸術プロデューサー。京都大学在学中の1997年から舞台活動を開始。2003年に橋本制作事務所設立。京都の演劇・ダンスアーティストのマネジメントを行いながら、京都芸術センター事業「演劇計画」を中心に、演劇・ダンス公演の企画・制作を手がける。2010年から「KYOTO EXPERIMENT(京都国際舞台芸術祭)」プログラム・ディレクター。