マノン・レスコー

 アベ・プレヴォー『マノン・レスコー』読了。


 「自分を死ぬほど愛している純情な貴公子デ・グリュウに、賭博、詐欺などの破廉恥な罪を重ねさせながら、自らは不貞と浪費のかぎりを尽し、しかもなお、汚れを知らぬ少女のように可憐な娼婦マノン。プレヴォーはその美しく多情な姿を創造して、永遠の女性像に新しいタイプを加えた。今日においてもなおみずみずしさを失わない19世紀フランスロマン主義文学の不朽の名作である。」


マノン・レスコー (新潮文庫)

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