2012-02-16 <出雲>という思想 book 原武史『<出雲>という思想』読了。 明治国家における「国体」「近代天皇制」の確立は、“伊勢”=国家神道の勝利であった。その陰で闇に葬られたもう一つの神道・“出雲”。スサノヲやオホクニヌシを主宰神とするこの神学は、復古神道の流れに属しながら、なぜ抹殺されたのか。気鋭の学者が“出雲”という場所をとおし、近代日本のもう一つの思想史を大胆に描く意欲作。 <出雲>という思想 (講談社学術文庫)作者: 原武史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/10/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (31件) を見る