琳派四〇〇年記念祭
京都新聞朝刊で、「琳派四〇〇年記念祭」事業構想の報道がある。
河野元昭、コシノジュンコ、高階秀爾、辻惟雄、芳賀徹が呼びかけ人。
本阿弥光悦が徳川家康から京都市北区の鷹峯の地を拝領した1615年を琳派誕生の起点とし、2015年に記念祭の開催を構想しているとのこと。記念祭の内容は、国際シンポジウムや若手の美術評論家・研究者を対象とした論文公募など。
芳賀先生は「京都で運動している古典の日とも重なる」としておられるようだ。
琳派と言えば、俵屋宗達の雷神風神のように、金箔地に余白を活かした構図の絵が思い浮かぶ。あとは工芸関係。
京都では、細見美術館が定期的に琳派特集をしていて、目立つように思う。そのほかだと、京都国立博物館は当然として、醍醐寺や建仁寺等の寺社関係も関連してくるだろう。
研究者は誰がいるのだろう。円山応挙とか狩野派だと何人か知っているが…。
今後、京都市にも協力を求めるとあるので、勉強しておこう。