パレスチナ×イスラエル×京都

 はなれのレクチャーに参加する。
 京都、パレスチナイスラエルをウェブ回線で結び、現地の人の話を聞く、という内容。


 2008年12月、パレスチナで、イスラエルとガザ・ハマスの戦争が再開した。パレスチナ問題は複雑で、どちらの側に立つにも思い切りがいる。双方に言い分があるであろうし、指導者/政府と庶民の思いも異なるところがあるだろうと思う。事態は、複雑で、重層的で、容易な理解を拒む。
 痛ましいことだとは思うが、パレスチナ問題をリアルに考えることは、僕には難しい。まして、解決策を提示できるわけではない。


 現地からは、次の二人が参加してくれた。二人ともはなれのメンバー、須川さんの友人だ。
○ Ahmad Malki
 パレスチナ人。映画カメラマン、写真家。ヨルダン川西岸ラマッラに住む。ヨーロピアンフィルムカレッジを2005年に卒業。友人と共同でフィルムプロダクション会社の設立に関わる。現在はフリーランスのカメラマンとして活動しながら、展覧会への出品や、アーティストレジデンシーに参加するなど、幅広い活動を行う。
○ Yael Bar-On
 イスラエル人。ビジュアルアーティスト、ステージディレクター。エルサレムの「社会変革の為のアーティスト」プログラムを修了。アクティビズムを核に、紛争状態にある社会のあり方を模索する演劇、パフォーマンス作品を数多く制作している。


 詳細ははなれのサイト(http://hanareproject.net/workshop_lecture/index.html)にレポートを書いたので参照のこと。