visible and invisible

 VOICE GALLERY「visible and invisible」展のオープニングに行く。


 唐仁原希と後藤真依のペインティングがよかった。二人とも先日大学を出たばかりの若い作家だが、それぞれにこれから描いていくための芯を持っていると思う。唐仁原は、筆遣いにまだ粗さが残るが、ナイーブで危うい魅力がある。後藤は、技術的に十分に成熟していて、その色の緩やかなグラデーションを眺めているだけで気持ちがよい。


 唐仁原は七月に大阪で、後藤は十二月に再びVOICE GALLERYで、個展をやるそうだ。注目。


VOICE GALLERY pfs/w