Collective Parasol
Collective Parasolへ行く。
HPから説明を抜粋。
「現在、京都上桂をベースとする共同体。アーティストやキュレーターなど様々な形で文化芸術事業に従事しているもの。そうでないもの。その振れ幅の中で、互いに有機的な連帯を形成しながらも、それぞれの意思で自発的に活動を行っている。
活動内容は、参加者によって異なる。そのため、映像上映、事務所、基地、飲み屋、カフェ、住居、たまり場など、スペースそれ自体は、様々なかたちで機能していく。
言うならば、人間を他の人間に結ぶ連帯とはどういうことか?その本質や可能性をひとつずつ実証していくこと。流動的な構成メンバーで形成されるCollective Parasolの活動目的や意味は、ひょっとしたら、そうしたことなのかもしれない。」
上桂へ行くのは初めてだった。京都郊外の住宅地。近所の定食屋で御飯を食べていると、ランニング姿のおっちゃんが子どもを連れてジュースを飲みに来る。駅のサイズも含め、のんびりした感じ。
Collective Parasol のメンバーは、市立芸大の中島さん、アーティストの増本さん、都現美の吉崎さん、Arts and Lawの作田さん、ほか数名。東京ベースの方が多い。京都に泊まれるところがあればいいね、という話が数人の中であり、緩やかに結成されたのだそうだ。家が近いこともあって、中島さんが管理人的立場になっているという。
スペースは、一階がフリースペース、二階が台所と和室で泊まれるようになっている。それほど広くはないが、一階はガラス張りで、わりと目に留まる。
中島さんとお話をする。
どうでもいいことをだらだらと話すのが苦手、いくつかのプロジェクトを手伝っていて、純粋なプライベートと言えるのは、朝顔の世話くらい。と彼女は言う。